セルフヒーリング
エキストラバージンのオリーブオイルとトマトとスパゲッティーニ買って、
にんにく刻んで弱火で炒めて、香ばしい香りがたったらトマトを入れて、塩とブラックペッパーと少しの黒砂糖をいれて、
後は焦げないようにていねいに水分とばして、トマトソースをつくる。
アルデンテに茹であげたスパゲッティーニを熱々のトマトソースに投入したら、乳化させるように手早く和えながらさらに水分とばして、
出来上がった熱々のパスタにえごま油を垂らして食べる。
…これだけで癒される。
パスタがディチェコのスパゲッティーニなこととか、ブラックペッパーがフォションなこととか、イタリア産のにんにくが丸々してていい香りなこととか、トマトソースをていねいにつくっていて、それが全て自分のためであるとか、それはやがてわたしの血となり肉となっていくこととか、
全てが楽しかった。
ダイアナの真実というちょっと悲しいドキュメンタリー観ながら食べる。
それすらも楽しい。
自分のために何かしてあげることでこんなに簡単に癒されるのか。
大切に優しくされたいんだね……
疲れてるね…………