だらだら
昨日は0時過ぎに芝浦さんと合流
いつもみたいにパーカーとハット!みたいな芸人風のへんてこな格好ではなく、ジャケットとセーターとシャツという普通のきちっとした服着てた
仕事の打ち合わせがそういう感じじゃないとだめなやつだったんだろうけど、わたしは開口一番、
えー!なんかいつもと違うー!
どうしたのー!
って頭の悪い感想を述べて、
芝浦さんが前を通れば、BVLGARIの風を感じて、
あ~いい匂い♡♡
とか言って、ばかの極み
まぁいいけど
そんなもんでしょセフレなど
ご所望は?
と聞かれたけど、時間も時間だし、お腹もあまり空いてなかったので近くのバーへ
軽く飲んで帰るんだろうなーと思ってたけど、まぁまぁ飲んだ
オリーブつまみながら白州とシーバスのハイボールを延々と飲んでた
それなりに酔ってから芝浦さんのマンションへ
もう4時近くだったから、すぐお風呂入ってすぐタオルまきまきのままで出て、
わたしがお風呂入ってる間に芝浦さんソファで寝ちゃってたから起こしたら、
そこから始まって、普通にセックスして寝た
なんか恥ずかしさとかなくなってきてよかった
わたしがもうちょっと痩せたらもうちょっと楽しめる気がする
自分のテンションがあがるだけだけど、それって楽しいセックスには不可欠じゃん
大事だよね、テンション
芝浦さんとのセックスを楽しむためにちょっと痩せよー
芝浦さんねぇ、セックス終わって寝る時に、ずーっと抱っこしててくれるんだよー
絶対背中向けないの
寝返り打つ度に、ん?って起きて布団かけてくれたり腕まわしてくれたりするの
誰にでもやってて、それがもう女の子と寝る時のデフォルトなのかもしれないけど、
嬉しいよねー
優しくされてる気になるもん
寝返り打つ度とか、芝浦さんも眠いだろうし、よくやるよねー
えらいぞトレンディ!と心の中で呟いて寝た
翌朝は7時半に起きて準備して、いつもの如く颯爽と出てきた
芝浦さんはお昼前に出社すればいいから、まだ寝てたんだけど、携帯取ろうとしてベッドに乗ったら起きちゃったから、
あーごめんごめん起こしちゃったね
私行くけど、鍵開けっぱなしになるからね、
お願いね
おやすみー
って40歳の男の人に言い残して出てきた
はー
不毛だねぇ
わたしは何がしたいのか
まぁそれがわかってたら何かしてるけど、何がしたいか、どうなったら幸せか自分でもわかんないから、
その時にしたいことして楽しむしかないかなと思ってるわけだけど、
こんな風に誰かとセックスして、信頼とか愛情なんかとは対極の関係性しか築けないまま歳をとるのはどうなのだろう??
と考えなくもない。
虚しさと背中合わせの楽しさに意味はあるのか?とか、
考えても無駄なことを考えたりして心が寒くなったりもするけど、
そのうち嫌になるから、いいのかな
ほっとけばそのうち治まるかな
って、自分のことなのにどこか他人事
本当は芝浦さんにだって久我山さんにだって、ちゃんとした関係でゆっくり信頼と愛情を重ねていきたいって思ってたけど、
そもそも私自身が誰も信じてないから厄介
どうせ今だけ
どうせいつか終わる
ってわかったふりして、納得してるふりして、
本当はセックスする度傷ついてる
これはわたしの自傷行為なんだってわかってるけど、やめられないしやめない
ばかかな☆